経営戦略 - 戦略の基本

戦略 とは、目標を達成するための打ち手である。「 戦略 」という言葉は、元々軍事用語に由来する。

ビジョン とは、企業や経営者が考える理想像である。 ビジョン は目標とも言い換えられる。

企業にとっての戦略とは、戦術と比較して、 全体的 な方針を言う。戦略は大局的なもの、戦術は局所的なもの。

企業にとっての戦略とは、 数年 単位の方針を言う。戦略は長期的なもの、戦術は短期的なもの。

戦略策定には、外部環境の変化、つまり 外的 要因に対応する必要がある。 外的 要因には、競合他社や顧客、政治、経済等がある。

戦略策定には、自社の資産や技術等の 内的 要因にも影響を受ける。 内的 要因には自社の資産や技術力、ノウハウ等がある。

外部環境を分析し、自社の位置付けを知る。その位置に応じた戦略を ポジショニングベース 型戦略という。この戦略は、企業の成功は外部環境に適合することだという考え方をしている。

自社の能力やノウハウを基に立てる戦略を、 資源ベース 型戦略という。同じ環境におかれた企業でも、成功と失敗に分かれる。

戦略の内、企業全体を対象とするものを 全社 戦略といい、最も広い範囲のものである。

戦略の内、事業を対象とするものを 事業 戦略といい、2番目に広い範囲のものである。

戦略の内、企業の機能別に考えるものを 機能別 戦略といい、最も狭い範囲のものである。技術開発、調達、生産、人事等が当てはまる。

顧客への価値提供において、自社ならではの中核的なノウハウを コアコンピタンス という。ハメルとプラハードによって提唱された。

情報を重複や漏れが無いように網羅する考え方を MECE という。これはミッシーと読む。 Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive の頭文字。


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Title 経営戦略 - 戦略の基本
Author fuwari
Tag 経営戦略
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